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岡崎京子の伝説の作品が連続刊行、ヘルタースケルター&うたかたの日々
2003/04/15 | yama

ついに世紀を超えて刊行された「ヘルタースケルター」。そして、来月には、あの「うたかたの日々」も出る。深く熱く進行してきた岡崎京子ブームが本格化!?

95〜96年にFEELYOUNGで連載され、昨年から同誌で再連載されてきた「ヘルタースケルター」がついに単行本化になった。ほとんどすべてを整形でつくりあげた人気タレントりりこの悲劇的な日々を描いた問題作。「リバーズエッジ」の登場人物である吉川こずえもりりこと同じ事務所という設定。「一人の女の子の落ち方」を描き、その残酷性が伝説的になっていた、この作品が、祥伝社から1200円でついに登場した。

そして、宝島社から5月に出るのが、94-95年に月刊『キューティ』で1年間連載していた「うたかたの日々」。もちろん、フランスの作家ボリス・ヴィアンの「現代でもっとも悲痛な恋愛小説」をマンガ化したもの。パリの片隅ではかない青春の日々を送る若者たちの姿が描かれるが、連載当時は、その映画も同時進行で公開されるなど、一部でヴィアン再ブームを引き起こしたが、今回は、岡崎京子再評価のなかで、単行本化。著者の意向によりハードカバー・ケース入りの装丁で登場。1600円。

96年5月の交通事故以来、98年に「UNTITLED」(角川書店)が出たものの、著者本人の確認のもとで単行本が発行されるのは、これが初めて。まだまだ未刊の作品も多く、さらに多くの単行本化が待たれる。

祥伝社
http://sv.shodensha.co.jp/fc/
宝島社
http://www.takarajimasha.co.jp/books/