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「流行通信」と「here and there」
2003/06/14 11:09:10 | mojix
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「流行通信」が面白い。いま発売中の7月号では、表紙や目次がなんとボールペン手書き。そしてこれとつながってくるのが、林央子の「here and there」だ。
最近の「流行通信」は、内容の充実もさることながら、「過激」とも言える段階に入ってきたその斬新なアートディレクションに脱帽させられる。
いま店頭に並んでいる7月号「ザ・コレクション 2003-04 A/W」では、表紙と目次がボールペン手書き。特集部分にもクレヨンの手書きや色紙の切り貼りが多用され、「やられた!」という感じ。
いまの「流行通信」からは、一時の「ワイヤード」あたりにも通じる、コンテンツの充実を超えた「雑誌のマジック」を感じる。ぜひ店頭で手にとってみてほしい。
「流行通信」のアートディレクションを手がけるのは、服部一成(はっとり・かずなり)。流行通信のロゴによくあらわれているように、バウハウスとケータイが出会ったような、ゴツゴツした、それでいて親しみのあるニュアンスが彼の特徴。
その服部一成が手がけるもうひとつの注目メディアが、林央子(はやし・なかこ)による「here and there」だ。
林央子は元「花椿」の編集者として、またスーザン・チャンチオロやコズミック・ワンダーなど先鋭的なファッション・デザイナーの紹介で知られ、「Purple」系人脈とのつながりもある。「here and there」は、その林央子による完全自主制作のファッション・ペーパー。
先ごろ出た「vol.3 2003 spring issue」は新聞形式で、林央子の制作日記、スーザン・チャンチオロやマーク・ボスウィックとのトーク、ブレスやコズミック・ワンダーへのインタビュー、エレン・フライスのテキストなどを収録(日英併記)。写真やビジュアルも豊富で、スーザン・チャンチオロのポスター、マーク・ボスウィックのミニ本がオマケで入っている。
プライベートな「空気」を封じこめたような自主制作の親密感が、林央子や服部一成の確かな力量に支えられて、ペーパーというよりも「作品」に近いものになっている。
流行通信
http://www.infas.co.jp/ryuko-tsushin/rt.html
nakakobooks
http://www.nakakobooks.com/
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