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サプライズなしの内閣改造で郵政民営化に本腰へ
2004/09/27 23:51:57 | yama
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9月27日、午前中の自民党三役発表に続き、午後には閣僚人事も発表され第二次小泉改造内閣がスタート。
2001年4月にスタートした小泉内閣は、昨年の衆院選のうけて発足した第二次内閣を改造、この9月27日に9人の新入閣組を加えた新体制をスタートさせた。残りの任期2年は、かねてからの公約である郵政民営化を取り組むが、内閣改造も、挙党一致=党内融和というよりは、民営化推進を積極化させる布陣となった。
自民党は頻繁に内閣改造を行うことで、閣僚経験者を量産してきた。半年に1度の改造も珍しくなく、結果、自民党の議員であれば衆院当選5~6回で閣僚になれるシステムができあがっていた。実際、衆院当選7回以上の自民党の衆院議員は、党外出身者2人を除きすべて閣僚経験者だ。問題は、03年の衆院選で6回目の当選を果たした議員。党内融和が図られれば、確実に初入閣を果たしたはずの議員が、小泉流サプライズ人事で、後回しになっている。実際、6回当選組では、今回入閣を果たした大野功統と村上誠一郎を除いても、6人残っている。新進党やさきがけ出身の3人を抜かした逢沢一郎、木村義雄、二田孝治の3人は、その最短距離に立っているはずだが、今回も当選4回の伊藤達也(金融担当副大臣からの昇格で順当だが)、と当選3回の棚橋泰文(41歳)に抜かれる格好となった。
首相は「1内閣1閣僚」の方針を打ち出し、改造には消極的だった。それでも、党内圧力の激しさもあり、1次内閣で2回の改造を行い、昨年秋発足の2次内閣も1年で改造となったわけだが、その顔ぶれは以下の通り。
◇第2次小泉改造内閣◇
総理 小泉純一郎
総務・スポーツ 麻生太郎(留任)
法務 南野知恵子
外務 町村信孝
財務 谷垣禎一(留任)
文部科学 中山成彬
厚生労働 尾辻秀久
農水 島村宜伸
経済産業 中川昭一(留任)
国土交通 北側一雄
環境・沖縄北方 小池百合子(留任)
官房 細田博之(留任)
国家公安 村田吉隆
防衛 大野功統
金融 伊藤達也
経済財政・郵政民営化 竹中平蔵(留任)
行革・規制改革、産業再生機構 村上誠一郎
科学技術、食品・IT 棚橋泰文
小泉首相を含めた閣僚18人の平均年齢は57.6歳で、前内閣発足時を1.8歳下回った。63年の第2次池田改造内閣以降では、最も若い。年齢構成は、60歳以上の閣僚が11人から9人に減り、59歳以下が2人増えて9人となった。最高齢は島村農相の70歳、最年少は棚橋科学技術・食品安全相の41歳。竹中経済財政・郵政民営化相が7月の参院選で当選し、川口前外相が退任したため、民間人閣僚はいなくなった。女性閣僚は1人減って2人へ。初入閣は9人で、昨年9月の改造時の7人を上回り、小泉内閣発足以来で最多だった。
一方、午前中に発表された党の3役人事は、若干の驚きをもって迎えられた。とくに幹事長に決まった山崎派の武部勤(63歳)は党内でも目立たない存在。郵政民営化への理解を示して自民党の顔に抜擢された。ただ、他の2役は総務会長に久間章生(63歳)、政調会長に無派閥の与謝野馨(66歳)を選び、がっちり脇を固めた。また、首相補佐官が新設され、浪人中の盟友、山崎拓が、川口前外相とともに加わり、この辺りのバックアップも図られた。
3年先まで選挙がなく、また自民党の規約が新しく改正されて総裁任期が2年から3年に延長されたため、2期5年を全うすれば中曽根政権を超すことになる長期政権。その任期中に、悲願の郵政民営化の実現にまい進、次期政権で予想される増税に向けて、官へ資金が回りやすく、無駄を生みやすい郵便貯金や簡易保険の資金の流れを絶ち、歳出の改革を行い、中央と地方の関係を見直す三位一体の改革を進めることで、財政再建の道筋をつくることになる。
http://www.kantei.go.jp/
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