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演劇 theater |
劇団、本谷有希子の最新作「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」が6月4日に公演スタート |
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幻の第3回公演「ファイナルファンタジー」を大胆リメイク。2度目の吉祥寺シアター、ロングラン公演が始まる。 6月4日から始まる「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」は、01年10月に新宿のTHEATER BRATSで上演された幻の第3回公演「ファイナルファンタジー」を大胆にリメイク。複数の女達が一人の男のもとで同じ髪型、同じ洋服、同じ立ち振る舞いを強要される奇妙な状況下の物語。没個性の居心地のよさについて考察した意欲作だ。生徒の飛び降り自殺の起きた学校を舞台に女教師のトラウマを見つめた昨年秋の公演「遭難、」で史上最年少での第10回鶴屋南北戯曲賞を受賞。その本谷有希子の受賞後初となる劇団本公演がついに始まる。 とくに固定された劇団員のいない劇団だけに、毎回注目の気になるキャスト。前作では、ナイロン100℃の松永玲子を女教師役に起用し、その魅力を十二分に引き出したが、今回はどうか。まず、「石川県伍参市」以来連続での出演となる元チャリT企画の吉本菜穂子、本谷のENBUゼミ(松尾スズキクラス)で同期のノゾエ征爾(はえぎわ)は女装させたら小劇場随一、いまや宮沢章夫の遊園地再生事業団の顔的な存在である笠木泉、この夏に解散公演が予定されているベターポーヅの松浦和香子といった小劇場界では知る人ぞ知る逸材を配する他、すほうれいこ、高橋一生といった芸能人も揃えた。 旗揚げ作が映画化された「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」(吉田大八監督・佐藤江梨子主演)がカンヌ映画祭に出品、惜しくも受賞はならなかったが、好評のうちに上映を迎えるだけに、本格的なブレイクが秒読み状態。本業の演劇では岸田戯曲賞に「石川県伍参市」「乱暴と待機」「遭難、」と3度も候補になり、当選確実とみられた今年の冬の選考では多くの選考委員が推しながら惜しくも涙を呑んでいる。 小説家としても活躍中で、最新作の「生きてるだけで、愛。」は芥川賞、三島賞両賞の候補作にもなった。三島賞は2度目のノミネート。現在も、「honnin」に処女作のリメイクが連載中。充実の創作活動に注目が集まる。 人気化のきっかけとなったオールナイトニッポン登板以前から当サイトが注目していたアーティストだけに、この夏以降の活躍も楽しみだ。 劇団、本谷有希子 「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」 作・演出 本谷有希子 出演 高橋一生 笠木 泉 吉本菜穂子 ノゾエ征爾 松浦和香子 高山のえみ 斉木茉奈 すほうれいこ 会場 吉祥寺シアター 日程 6月4日~6月24日 劇団、本谷有希子 http://www.motoyayukiko.com/ 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ http://www.funuke.com/ |
